なんとなく。。。
昨日は特に何もすることが無く、一日中寝ていた、のんびりした日曜日。そのためか朝から頭が痛とおぉて、「休みたい・・・・」と思った目覚めでしたが、ここで休んでは、ホンマに調子が悪い時に休めん。。(当たり前なんじゃけど。。。)、と仕方なく出勤。
本日の作業は、先週からの続きで、O様邸の和室改造工事の材料準備からでした。
今回使う材料はほとんどが「松」
大きな材料から年輪の中心に近い「肥え」と呼ばれる肉で言えば、ロース???みたいなちょっと高い部分を抜き取り、欲しい材料の大きさに製材。その後は、カンナ、かんな、カンナ、かんな・・・・・
社長が電気カンナでひねりを取り粗削り後、ひたすら仕上げの作業。親子で会話もなしに黙々作業。
削りの作業の中でも、難易度の高い「松」。木の流れる目を探し出し、その方向に削れば大方は削れるのですが、松という材料は、人間の髪の毛で言えば、「天然パーマ」みたいに、木の目があちらこちらに流れている曲者。
脇腹がパンパンになりながら、何とか帰ってきました。
ホンマこんな仕事しょったら風邪でも引きたいわぁ。(ここだけの話ですが。)
その他、いつもお世話になっている玉野のK様。下津井のM様にも、水道屋さん、内装やさんにお世話になり、作業も進行中。
「ありがとうございました。」
現場変わります。
昨日までの神社の造作工事に使う材料を午前中社長と二人で進め、本日から着工予定にしていた、大畠のO様邸の和室改造工事の現場下見に、昼からお邪魔させてもらいました。
今回の作業としては、和室の床の一部に仏壇置き場を作るのが元々の目的なんですが、築40年程の建物で、床に張られた板が、ベニヤ板の上に薄い化粧単板を張った、「突板」と呼ばれるものを使用していました(普通どこの家も一般的に使われる材料だと思います。)
しかし長年の床下からの湿気、ベニヤ板ののりの寿命などで、フワフワ状態に。 今回、大掛かりに床を一新する事になりました。
必要な材料を引っ張り出すため、作業場の中でも、滅多に入ることのない社長専用スペースに侵入。数十年前から静かに出番を待った材料が久しぶりに登場でした。
まぁ基本的に、最近の家では「床やこぉいらん!!!」と言われるお客さんも多く、作ってもタンス置き場に変化したりする事もありそうですが・・・
使用するすべて無垢材といった事で、今まで18年間大工をしてきても、まだ5回目ほどの珍しい経験です。今回の工事でO様にとって「こだわりの場所」になりそうです。
完成が楽しみですが、しばらく加工をガンバリマス。
皆さま。「一週間、お疲れ様でした。」
独り言。
今日も一人であっち行ったり、こっち行ったりと児島の中をフラフラ回った一日でした。
社長の方も午前中。昨年お世話になったH様邸での急な「SОS」の依頼があり岡山の方へ出動、その後玉島で、家族共々お世話になっている、O様邸の息子さんが土地を購入されるとの事で、建築屋としての目線でのアドバイスなどをするため、お客様と同行しての現地視察と忙しそうに動き回っていました。
決して安い買い物でもない「土地」。
時には建築条件(建蔽率、容積率、用途地域などなど)、敷地前道路の形態、方角、立地条件、上下水道の有無、造成地などなど、一概に金額だけでは、分からない事も沢山あります、一度買う前には、専門家の方に見てもらうのもいいかもしれません。
H様、O様。「いつでも呼んでください。遠くてもすぐ行きますよぉ。」
そんなで、社長もおらんけん(ニヤニヤ。。。)、近所でのS様邸での建具のはめ込み作業、F会社様での基礎工事の進行チェック、作業場での削り物など、マイペースで行いました。
やはり現場は楽しいです。出会った方とと大したことでもない話をしたり、時には美味しいおやつも出してくれるし、何より喜んでくれるのが一番うれしいです。
それに比べ、一人での作業場での作業は「寂しい。。。。」そして「寒い。。。。」
ただただ木と話をしながら、「おぉ~~きれいな木じゃなぁ!!!」。「カタイやっちゃなぁ~!!」など独り言に近い感じで、木とお話ししながら頑張ってます。
今日は「ケヤキ」君とお話をしてきました。
カチカチでした。