キザミ。
基本的、プレカットという材木屋さんの機械での木材加工により、大方の加工は進行しますが、機械が出来ん特殊な物だけの「キザミ」を行うのが、我が社の「家づくり」のやり方。
この工程を無くすと、「那須建築の家づくり」が無くなってしまう!!!と言っていいほど、大事な工程。
そんなで本日も、大事な工程の続きを資材置き場にて、社長と二人、親子で頑張ってきました。
先日までの材料に比べ、ホンマ「割りばしか!!!」と思うほど可愛らしい木材ですが、基本やる事はおんなじ・・・
最後に番付と呼ばれる、使う木材の住所みたいなもんを書き込み作業は終了。
その後、車で5分ほどの作業場へブッ飛ばして戻り、引き続き「その他」の材料の、墨付け、加工を進行。
ワシの方は、リビングに取りつく「カモイ」の製作。
ホソ穴、柱の差仕口、建具の取り付く溝など、原寸図を作り、そのまま墨付けから加工へ。
まだ仕上げまでには少々かかりますが、今日の成果をアップ!!!
その横では、社長の方が、珍しく老眼鏡を掛け、細かい作業を進行。
玄関の木製建具の枠づくりですが、真っすぐい物に、真っすぐい物を引っ付けるのは、大工にとっては難しくないんですが、凸凹したもんやら、丸い物の加工は、数倍手間がかかり、ここが大工の腕のみせどころなんです。
「変わっちゃろぉか???」という気にもならんけん、大工歴50年の大ベテランに頼らせていただきます。
「社長。引き続き明日も頑張ってくだされ!!!」