思い出。
今週も最後となった那須建築の「家づくり」。本日は倉敷のM様邸での最終作業としてお邪魔させてもらいました。
あさイチは、昨日作業場でこしらえて「木の塀」を組む作業からでした。
お隣さんとの間に目隠し、それとネコ除けにこしらえた木の塀
安く、早く、簡単に作った約9mほどの今回の塀、視線も遮り、風も微妙に入ってきて、「おぉ!!!えぇ感じです。。。」
その後、今回のメインの仕事であった、減築工事に伴う外壁の修繕作業の続きで、サイディングの継ぎ目となる個所へ、シーリングと呼ばれる防水のためのシリコンを打ち、足場の撤去を行い、M様邸の今回の作業は終了となりました。
その後、案外仕事も早く終わったんで、お客様とのウダ話。。。
リビングに上がらせてもらい、35年前に那須建築で建てさせてもらった時の思い出、その後のM様家族の歩みなど、ワシはもちろん当時の事は分かりませんが、社長もお客様も、思い出の詰まった住宅にお互い感慨深いものがあったようでした。
「家を建ててしまえば終わりではなく、これからが本当の始まり。」
我々工務店が忘れたらいけない、一番大事なところかも知れません。。。。
皆さま、よい休日を!!!
棟梁。
今日ある方に「マコちゃんは棟梁なん???」との質問が。。。。
正直、現在の那須建築では、社長とワシでそれぞれの現場で「棟梁」という名前を使い分けています。
そもそも「棟梁ってナニ???」からですが。。。
社長とか専務とか部長ではない、なんともいえん古臭いこの響き。。。。
ここから先は。「那須建築」内での考え方の話であって、他の工務店などは違うかもしれません。
「棟梁」とは。。。。
直接、お客様と家の新築、リフォーム、修繕と工事の内容は違いますが、依頼内容を聞き、理想のプランをたて、内容の確認がとれれば見積り、各業者さんとの打ち合わせを行い、お客様との金額交渉。その後実際工事が進むんですが、業種は別として、その工事をまとめる中心の人物で、その後最終の工事金額の請求を行い責任もって集金するまでが「棟梁の仕事」です。
現場はもちろん、お客様の相談内容、金額内容とすべてが頭の中にないといけんのが「棟梁」、M様、手探りですが只今勉強中です。
そんな本日は、倉敷のM様邸の「木の塀」を作るんに社長と作業場での「削り」作業からでした。
足元一面、カンナクズだらけですが、「おやじ棟梁」の元、ガンバリマシタ。
那須塗装まで頑張り、「結構しわい棟梁です。」
まだまだ追いつかん。。。
今日から旅行帰りの社長と二人、倉敷のM様邸の外壁工事へと出動でした。
親子ということもあり、特にオモロイ話をしてもつまらんし。。。「あっっ。。キレイナお姉ちゃんがおったなぁ!!!」という話をしてももっと面白くなく、ただただ静かに現場までの30分ほどのトラック移動でした。
そんな車中、言葉を交わさんでも何となく考えとる事は分かる、親子の間柄ですが、ここまでくるには、何百回という「言い争い。。」、そして「助け合い」を繰り返し、今では親子、仕事仲間、そしてなによりワシの「ライバル」なんです。
そんな本日は、サイディングと呼ばれる、外壁を取り付ける作業からでした。
最近の外壁は、金物で引っ掛けながら留めていくのが主流ですが、今回のM様邸は釘で「バシッ。。。」と打ち付けて留めていく方式。ワシが材料のカットを行い、社長が釘で「トン・トン・トン・トン・日野の二トン。。。。」×2のリズムで順調に作業も進行。
3時過ぎには大方完成。ですが「シーリング」と呼ばれる、板の継ぎ目に流し込むシリコンを、作業場に忘れてきてしまって、結局足場をばらせず、他の作業を。
減築ということで、新しく床下の「換気口」の取り付け、現場の掃除と、余った時間もフル稼働。
親子共同作業ガンバリマシタ。
仕事帰り、M様から「よわったろぉ!!!」との差し入れで、「ガンバルみんなへ。。。エスカップ」まで頂き、今日の作業は終了でした。
今週もあと少し、「最後までガンバリマス」