今週も始まりました那須建築の「家づくり」は、微妙に近所のN様邸、蔵の外壁補修からでした。
お金持ちの家にはよくある「蔵」
下津井には古い建物も多く残り、旧道を廻っていくと多くの蔵がまだ残ってます。
もちろん我が家にはアリマセン!!!!
こういった「蔵」左官屋さんにっとっては、まさに「職人の仕事」。
大工が作った骨組みのうえに、何度も・何度も・何度も・・・土を塗り固め、ドロ厚さ18センチほど・・・・
まったくの「土の塊!!!!」
その上に化粧となる漆喰、平瓦をつけなまこ壁、目板瓦の水切りなどなど、昔の職人さんが、腕を競い、職人としての自分の作品を作り上げるの為に、力を注ぎこみんだ???
それが「蔵」
ただの物置じゃない!!!!
施主様にとっても、職人にとっても、「ワシは蔵を作ったどぉ!!!」と言える作品なんです・・・・・
大工じゃなかったら、左官屋さんになりたかったワシ・・・・実はここに原点があります。
話が、「うざい奴。」になってしまったんで、戻します。
そんな、大切な蔵を、今日は修繕に行きました。
長年の風雨で、表面の漆喰の中に水が回り、土と漆喰が肌別れする、よくある現象なんですが、お客様の要望もあり今回は簡単に直すよう注文があり、その修繕を、本日と明日にかけ、作業は進行中です。
ではまた明日。