知らん間に大工になり、親方である父親から「大工とは???」を習い、喧嘩もちょこちょこしながら、思い返せばあっという間の18年。
「お前は手先が不器用じゃぁ。。。」と大工を始めた頃から、社長によく言われ、「ワシって大工に向いとらんのじゃろぉな???」と始めた頃から思っていましたが、何とか今まで、下手なりにも、続けてきました。
「継続は力なり!!!」
なんて、訳の分からん事を書いてますが、特に書くこともないんで、このまま放置。。。
今日は、作業場での神社の「垣」の加工からでした。
「垣ってなんでぇ???」
それは柵みたいなもんです。
木材の中で一番最低な「一等材」と呼ばれる節だらけの安い材料で加工中。ですが決して一等材が悪い訳ではなく、木材では、こいうった節がある材料は、綺麗なフシの無い材料より、堅くて強いんです。
人間でも、綺麗にス~ッと成長した人より、一癖ある人の方が案外強く生きていける。なんかしょぉも無い事言ってますが、やっぱり今日は話も続かんけん、ここらでとっとと終わります。
地鎮祭。
今朝は、お日柄もよく近所のO様邸新築工事の地鎮祭の日でした。
仕事のお話を頂き、早2年程か??
普通一般のお客様では、一生のうち、一度あるか無いか??の住宅の新築工事。
今回のO様も、ここまでくるにも相当悩み、その都度、大きな決断を何度も繰り返し、こうして本日、工事着工前の地鎮祭を迎える事となりました。
そもそも「地鎮祭とはなんでぇ???」と思われる方も多くおられると思います。今日僕も、こうした式に出席させてもらい、来てくれた宮司さんのお話しを少し紹介です。
地鎮祭とは。。。。。
目には見えませんが昔から言い伝われている、「神様。」と呼ばれる方がおられるみたいなんですが、それぞれ、「山」「海」時には「大きな岩」「昔からある巨木」などにそれぞれに存在されるみたいです。もちろん我々が住んでいる「土地」にもおられるんです。現在、人はそれぞれ土地も家も「登記」を行い「この土地はワシのもんじゃぁ!!!」と言って主張してるんですが、それはそれで間違いないんですが、そもそもは神様が存在するを「土地利用させてもらう。」こういった日本人の幸せ的な考えからか???建物を建てる前には、前もって「神様にお許しを頂く」的な考えから現在も行われているみたいです。
今後のO様ご家族の繁栄、そして工事の安全を祈願して、午前中大切な式にお邪魔させてもらいました。
その後、現在進行中の現場を数件まわり、午後からは作業場で、来週おこなう、神社の「垣」の準備と、社長の方は、正直訳の分からん???飾り台に使うんか???丸太を切りながら、黙々頑張っていました。
こんな事しょったら、楽しそうな社長。多分、親子じゃけど似とらんなぁ???と感じた本日の午後の作業でした。
皆さま、よい休日を!!!
「初ダンプ。」でした。
じみぃ~に暑さが日ごとに増してきょおるような気がするこの頃。
ここ最近下津井の中ばかりの仕事のため、ころくにトラックに乗る機会も無いんじゃけど、お金もないのに、頑張って買った新車のトラックも車庫に入ったまんま。。
そんな本日の朝は、産廃処分場へトラックいっぱいに積み込んだ、木材を積み出発。
産廃処分場のおっちゃん。「どしたん???新車じゃがぁ。。えぇのこぉとるがぁ!!!」
ワシ。「えかろぉ!!!。今度はダンプじゃけん。」
で、「発ダンプ。」してやりました。(楽ちんです。。。)
その後、本日はやはり近所でのK様邸の本棚作りの組み立て作業にお邪魔させてもらいました。
あらかじめ作業場で加工を行っていたため、今日はノコギリ、ノミといった、手道具はほとんど必要無く、バリバリっと締め付けるインパクトドライバーをフル活用しての組み立て作業。ですが、今回壁一面、天井ぴったりサイズの本棚のため、最後はチョロチョロっと現場加工を行い昼過ぎに完了。その他、20年程使っておられる、洗面台のシャワーホースから水漏れがあったため、何でも屋の「那須水道」が説明書を片手に、修理を行い、K様邸の作業終了でした。
K様。「いつもありがとうございます。」
その後余った時間で、近所のO様邸の地縄張りへ出動。
明日、地鎮祭を行う予定ですが、あらかじめ建物の配置、高さ設定など、今まで図面上でしか、形が見えなかった物が、こうして実際に建つ敷地の中に、どのように納まるか???。
そして建物と敷地の空いたスペースの今後の利用方法など、一度決まってしまえば、犬小屋みたいに簡単に動くものではないため慎重に決断せんとおえん、大切なポイント。
その他、久しぶりに寄らせて頂いた、近所の神社新築工事では、左官屋さんが内部の漆喰を気持ちよさそうに塗ってくれていました。
今回は、漆喰の押さえ作業。
キレイに仕上げちゃろぉ!!!と頑張りすぎて、鏡みたいにピカピカにしてはダメ。。。。
それ以前に、ザラザラでは、押さえとは言わず、美しさが出ない!!!
っとなかなかベテランの左官職人でしかわからない、微妙な判断。
物も喋ってくれず、頑張ってくれていました。
左官屋さん。「頼みます。。」