一等材。
3月ももぉ終盤。。。。。今週もボリボリ・・・始まった那須建築の「家づくり」。
只今、那須建築自体は忙しいか??暇か???と聞かれると。。。。。。「わりと暇」
そぉ「暇」な時期こそ、我々小さな元請け会社としてはどのように乗り切るかが大切で、どこかの下請け!!!いやいや・・・そんなのはダメダメ・・・
どんな汚い、誰もがせん仕事でも、雑草の如く地に足を、へばりつかせ生き抜かねば、那須建築だけを頼りにしてくれるお客様がおる限り、「やらにゃおえん!!!」のです。
「わりと暇」からこんな熱い話になってしまいましたが、近い将来、道端で寝とる僕がおったら、声でもかけてやってください。。。。
そんな本日は、社長と二人、作業場で玉島のO様邸新築工事のウッドデッキの骨組み作りからでした。
材料はヒノキの「一等材」という三寸角(9センチ角)、柱より一回りコマイ材料で組まれる、今回のウッドデッキ。
「一等材」とは・・・・一等じゃけん、えぇ材料の気がしますが、本当は木のランクでは一番下。節がボコボコあって、一般に下地材として多く使われます。
そんなでキレイか??と言われれば、「。。。。。」ですが、安価で、水にも強く、シロアリも食べにくい材料。今日は午前中二人で加工を行い、防水塗料までしっかり塗り込み、準備は完了させとります。
その後午後からは、いつもお世話になっとる児島のF会社様へ、長~~~い間お待ちくださった、棚の設置を行いました。
こちらも、どこにでも売っとる、木と木を特殊なボンドで張り合わせた、一般にいう集成材の材料。
窓と窓の間に一ミリも隙間が出来んように、パコットはめ込んだ、世界に一個だけの本箱。ちょっとカッコよく言い過ぎましたが、我ながら、「うん。。。。ええ出来栄えでした。。。。」
フシ、入り皮などがある安価な材料、綺麗なフシの無く、目の通った高級な材料。
どちらも「木」。
ひと昔前までは、高級な材料が多く使われてきましたが、最近の住宅では、なんか安価な材料が好まれるようになっとる????(こちらの方が自然な感じがします)、時代の変化を感じます。
アルバイト。
今日は、ここんところの疲れが溜まっとんか、社長と大黒さんは休みでしたが、僕の方は今日から春休みの長男と一緒に作業場での作業からでした。
彼なりにも何か欲しい物があるんか???アルバイトがしたいらしく今日は大工の基本、穴掘り作業の仕事をやってもらいました。
専用の機械をセットして、墨を目当てにバリバリバリ・・・っと穴を開けるわりと重作業。丁寧に頑張っておりました。
その間、僕の方は、本日までにK様邸再生工事の和室の柱を、プレカットの加工日が決まっとるため、モルダーという粗削りをせんとおえんのですが、その前に、機械の刃の研ぎ直しをせんと、綺麗な柱が出来んので、今朝は刃の研ぎ直し作業からでした。
この前大きな釘が付いた木材を削ってしまい、ボロッと欠けてしまった刃。
これまた専用の機械で、合計8枚の刃を研ぎ直し作業。
その後、柱の粗削り。新しい刃ということで、ツルツル・・のなんとも言えん木の表面となり、K様邸の柱も、那須建築から、材木屋さん、プレカット工場、そして新しい居場所となるK様邸へと、長い旅の送り出しをしてやりました。
それでは皆様、一週間オツカレサマデシタ。
よい休日を!!!
昭和の匂い・・・
今朝は、社長の方は、近所のK様邸の化粧柱の粗削り、加工寸法の墨付けで作業場での下準備のため、相方の大黒さんと下津井のN様邸の外壁修繕工事へと出動してきました。
「コテコテの下津井」というくらいの下津井の中心地。以前は活気のあった地域ですが、下津井電鉄も廃止になり、丸亀に向かうフェリーも瀬戸大橋の開通の影響かこれも廃止となり、寂しくなってきましたが、当時の電車、そして昭和の活気ある町を見続けてきた、ポストだけが、いまもポツン・・・と変わらず残され、時代の変化を感じずにはおられんです。
そんな静かな町で、昨日から玄関サッシの入れ替え、モルタルの外壁がボロッと落ちた修繕作業やら、その他ゴゾゴゾ作業へ入らせてもらっとります。
その他、まったく家の修繕では無いんですが、お客様に頼まれ思い出の、油絵の額の修繕、鉄製の手すりのペンキ塗りなどなど・・・依頼を請け、ボリボリ・・・進行です。基本飽き性な自分に合っとんか???こんな仕事は結構好きです。
今週もあと一日。しっかり最後までガンバリマス。