小さくてもガンバリマス。
今日は大工の先輩と久しぶりにご飯を食べに行ってきました。
友人。「マコト。お前ほう仕事忙しんか???」
ワシ。「忙しい訳なかろぉがなぁ!!!」
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「いやじゃぁ!!!」
結局のところ、中堅ハウスメーカーの仕事の紹介をしてくれるお話しだったんですが、基本的に那須建築では「NO」。
この仕事をしていたら、こんな内容のお話がちょこちょこ何処からあるんですが、こんな小さな建築会社では、そんな下請け業務をしていては、本当に那須建築を必要としてくれるお客様がおる時、身動きが取れなくなり、結局信用を無くす結果になってしまいます。
もちろん下請け専門で行かれてる建築会社様も多くおられ、それはそれで信用を勝ち取った方なんでしょうが。今までの那須建築とのやり方ではないんです。
一応K様には「児島駅で寝泊まりするようになったら、その時は頼みます。」と丁寧にお断りして来ましたが、何年後かに???本当の話にならんよう、また頑張らんとおえんのです。
そんな本日も、作業場での骨組み作りの終わりに近い作業でした。
大方の木材加工も終わり、化粧材の外部用の白木ワックスの塗りこみ、汚れ、日焼け防止の紙巻を地味に行い、余った時間で、屋根のたるきまで一応ワックス掛けを。化粧材を扱うときどうしても気になる「手垢」
作業中は分からんのですが、数年後にじわぁっと、浮き上がってくる厄介なもの。和室の天井板などに出ているお宅も多いいのでは???
明日も、数は少ないですが、お客様から与えられた貴重な仕事、地道のコツコツ頑張ってきます。
運送屋さん。
本日もなんとか無事作業をこなし、晩酌を少々してからチョロット睡眠してからの「棟梁日誌」の更新です。
今日のあさイチは、いつもお世話になっている近所のH様邸での「水洗トイレの器具が壊れたでぇ」の依頼を受けての運送屋さんからでした。
家から台車を引っ張りだしてから、いつも見慣れた路地を抜け、たまに転がっている「うんち」をかわしながら現場に配達。
後は水道屋さんにお任せして現場を離れたんですが、昼頃には取り付けも完了して、気持ち良いトイレになっています。
H様。「いつもご指名ありがとうございます。」
その後、本日からチョロット進行中のF会社様の増築工事へ土建屋さんとの、細かい寸法確認へ向かいました。
作業を行ってくれている職人の方も、下津井の先輩方ということで、ついつい仕事以外の事でも、なじみある下津井弁でウダついてしまい、作業の邪魔をしましたが、社長の時代から、40年以上のお付き合いの基礎屋さんです。「目と目で通じ合う。。。。」訳ありませんが???肝心な個所をしっかり伝え、後は信頼できる基礎屋さん。。「宜しくお願いします。」
その他、F会社さんに寄ったとき、その近所の方から「玄関のカギが調子悪いいんじゃぁ。」との相談を受け、お邪魔させて頂き、ネジの緩みを直した後、「クレ556」をプシュッとひと吹きしてやり、バッチリ完了。もちろんお金も貰えんので「おっちゃん、銭はもぉいらんでぇ。」とカッコよく言って・・・人助けに大満足の一瞬を味わいました。
そんな、えぇ気分のまま、社長が待つ作業場へ戻り、やはり骨組み作りの続きをして本日の作業は終了です。
喧嘩しながらも、親子で頑張ってます。
ツルッと仕上げます。
今日の朝は、鉄骨屋さんとのF会社様の増築工事のための打ち合わせを事務所で行いました。
基本。家で起きているときほとんどの時間をこの中で、生活している僕です。今日は嫁さんか?婆さんか?知りませんが、事務所内を綺麗に片づけてくれて気持ちよく、お客さんと打ち合わせする事が出来ました。
どなたか知りませんが??「ありがとう。。。。」
そんな清々しい朝を過ごし、本日も作業場での骨組み作りの続きからでした。
加工も大方終わり、今日はすべての材料のカンナ掛けの作業を中心の作業でした。
大方の材料は、超仕上げと呼ばれる機会に通せば、一発で「ツルット。。」した表面に仕上がるのですが、大きな梁、堅い木材などはやはり昔ながらの「かんな掛け」の作業となります。
「ピシュウ~~。。。。。」きれいに削れれば気持ちいいんですが、案外簡単な作りの道具に限って、取り扱いが難しい大工道具。
その中で、特に難しいのがやはりカンナ。
微妙な刃の研ぎ具合、そり以上に微妙なカンナ台の調整
木材を削っては、カンナの刃を研ぎ、また削っては、カンナの刃を研ぎ直す・・・・・ひたすらこの繰り返し。。。
冬なんですが久しぶりに、汗を流し作業を行った午前中でしたが、午後からは、先週からO様邸の改造工事に入っていた社長も応援に来てくれ、3時ごろには大方、すべての材料が仕上がりました。
その後、丸柱の根ぼその加工もチョロットおこない、本日の作業は終了です。
本日。「脇腹に残るなんとも言えん疲労感。」 我々現代大工の最も弱点個所です。