現場変わります。
昨日までの神社の造作工事に使う材料を午前中社長と二人で進め、本日から着工予定にしていた、大畠のO様邸の和室改造工事の現場下見に、昼からお邪魔させてもらいました。
今回の作業としては、和室の床の一部に仏壇置き場を作るのが元々の目的なんですが、築40年程の建物で、床に張られた板が、ベニヤ板の上に薄い化粧単板を張った、「突板」と呼ばれるものを使用していました(普通どこの家も一般的に使われる材料だと思います。)
しかし長年の床下からの湿気、ベニヤ板ののりの寿命などで、フワフワ状態に。 今回、大掛かりに床を一新する事になりました。
必要な材料を引っ張り出すため、作業場の中でも、滅多に入ることのない社長専用スペースに侵入。数十年前から静かに出番を待った材料が久しぶりに登場でした。
まぁ基本的に、最近の家では「床やこぉいらん!!!」と言われるお客さんも多く、作ってもタンス置き場に変化したりする事もありそうですが・・・
使用するすべて無垢材といった事で、今まで18年間大工をしてきても、まだ5回目ほどの珍しい経験です。今回の工事でO様にとって「こだわりの場所」になりそうです。
完成が楽しみですが、しばらく加工をガンバリマス。
皆さま。「一週間、お疲れ様でした。」