出来る範囲で最善の仕事。
今朝は、児島のF会社様増築工事で、「谷」と呼ばれる、分かりやすく言えば、トイみたいな物を付けるための、下準備からでした。
最近の住宅でもよくある、サイコロみたいなシンプルでカッコいい「箱型」の家が多く見受けられますが、そんな箱型の家は、屋根を外壁の中に隠さんとおえん場合、家の中に谷と呼ばれるトイをつけんとおえんのです。
正直、大工的には心配なところもありますが、外観を重視する場合、どうしても仕方ない場合が多くあります。
その場合、出来るだけ雨漏りを無くすために、普通5mほどで継いでいくトイを、一本物で作ろうと現場で下準備でした。
長さ19mの長い屋根。
工場で板金を折って運んでくるには、ドガにもならん!!!長さ。そのため屋根の上で板金屋さんに、一本の継ぎ目のない、谷トイを折ってもらうための、ステージを作りました。
出来てしまえば、まったく見えん個所ですが、長年、建物を雨から守ってくれる一番大事な部分。
妥協は出来ません!!!!
その他、鉄骨屋さんが組んでくれた、窓枠に、サッシ枠の取り付けをバリバリバリ・・・っと「電動ネジまわし」で、行いました。
この現場では残念ながらあまり仕事の無い「那須建築」。。。。ですが、協力会社さんのおかげで、順調に作業は進行中です。
「ありがとうございます。」
その後、余った時間で、近所のO様邸の、材料を現場へ運ぶ作業をして、本日の作業は終了でした。