大工歴19年。
今日も特別どぉ言う事も無く、社長、大黒班は近所のK様邸再生工事へと内部の壁板をペタペタ・・・張る作業に出動。
最近では石膏ボードを張って仕上げにクロスやさん、左官屋さんが仕上げる工法がが主流で、大工さんと言えば、どちらかと言えば正直、「下地屋」に近い感じです。
じゃけど、今回のK様邸は「大工さんが主役!!!」
数千枚???はあるんじゃないか???と思われる天井、壁、床に、すべて無垢の板を一枚一枚、張り付ける作業。思い返せば、とんでもない作業。
「もう一回やれ!!!」と言われても、「チョットぉぉ・・・」ですが・・・・
大工としては、やりがいのある、よい経験をさせてもらっとります。
そんな本日は、ワシの方は、いつもお世話になっとるKさんの「下請け作業」に出動。
基本、人の仕事は請けない「那須建築」ですが、この方だけは特別。
今回は、ここにスレートの屋根を引っ付けるための下地を作る作業。
現場で墨出しを行い、原寸図を引き、角のみやら、ドリルを使いながら、地味に現場でのキザミ作業を進行。
案外、こんな作業は、簡単そうで難しいんですわ。
高さ、勾配、ヒネリを考慮しながら、既存の建物にひっつける増築に似た、奥の深い作業。
じゃけど、ワシもこれでも一応大工歴19年。
それなりに完成して、後はKさんにバトンタッチ!!!!。
小さな小さな上棟式でした。