道具修繕。
本日の朝は、「マコト。。。ちょっとてごうしてくれ!!!」の社長の命令で作業場での材木の引っ張り出し作業からでした。小さな建築屋なため、作業場にもリフトも無ければ、クレーンも無く、すべて人力。
数十年寝かしておいた、「カランカラン。。。」の乾燥した、梁に使う構造材の目の細かい材木を、二人で奥の方から引っ張り出し、必要な大きさに製材。
表面は真っ黒ですが、中身は目の細かい綺麗な「ピーラー」と呼ばれる木材。今回は内部の建具枠に使うんですが、ここから先は社長に任せて、ワシの方は本日午前中は、大変お世話になっているお客様のお葬式に行ってきました。
その後、午後からは近所のO様邸での昨日の続きで、和室の造作工事。
出足早々、大工の世界では「ある!!ある!!!」ですが、「カツンん・・・」と釘を叩き切ってノミの刃が折れるアクシデントもあり、少々ヘコんだためか???、ろくに写真を載せるほど進んどらんのですが、昨日よりちょっと前進。
いちおう、明日のために気分も乗らんので、ノコギリみたいなノミの刃を研ぎ直し、「一人じゃぁ、大変じゃろぉ・・・」と思い、社長が頑張りょぉる???作業場へ。。。
「シーーん」。。。
「おらん。。。。帰っとる。。。。」
真っ黒だった朝の枠材だけが、綺麗に仕上げられ、ワシを待っててくれました。