ヘタリました。
今日の那須建築の「家づくり」は、田ノ浦のO様邸での古い瓦の撤去工事からの一日でした。
今回のO様邸は去年から、「なっさん、瓦がずりょぉるみたいなんじゃ」との依頼で「暇な時、やってくれりゃえで。」とのお客様の御厚意をそのまま、受け取り、今回ギリギリ梅雨までに工事完了を目指し着工させて頂きました。
そして今日、瓦をはぐってみて納得。
約40年ほどなるO様邸の、屋根下地は、当時のベニヤ板を張っていて、まぁそれは許すにしても、瓦を引掛ける桟まで、ベニヤ板を引き割った物を使っていました。そのため時と共にベニヤのボンドが剥がれ薄い板がバラバラになった状態になっていて、それを頼りにしていた瓦もズルズル下にズレ落ちていました。
当時の瓦屋さんに文句を言ってもしょぉもないし、多分当時の職人さん達も、古くなればこんな状態になる事も、実は想像もしていなかったのかも知れません。。。
今自分たちが、「これがいい!!!」と思っている仕事も40年、50年、100年後には、新しい大工さんが見れば、「アホな仕事しとるのぉ~。」などと言われる事もあるかもしれません。
「数十年後に、結果が出る、僕たちの仕事、気を引き締めにゃぁおえん。。。」
「おっと・・・こりゃおえん」 話がダラダラ、長くなりょぉるけん、「パパッ・・と終わらせます。」
一応、コンパネ、防水紙まで張り終え工事終了でした。